2003年の4番目の温泉Reportは新潟県の長岡かまぶろ温泉です。
JR長岡駅より南へバスで20分ほどの高山で下車すると、すぐ、長岡かまぶろ温泉の看板が目に入ります。
それに従いJR信越線の踏切を越えると、水田の向うに集落が見えて来ました。
長岡かまぶろ温泉はその集落の中ほど、メインの通り沿いにある一軒宿です。
歴史のある宿にしては、建物はまだ新しく、最近建て直した様子。(改装/97年11月)
案内された部屋も綺麗なお部屋でした。
早速1Fにあるお風呂に入りに行きました。
宿の向かって左手が別棟の様になっていて、そこに男女別のお風呂があります。
日帰り入浴のお客さんも結構いるようで、お風呂場前のベンチで思い思い寛いでいました。日帰り入浴料は1500円と少し高めですが、15時以降は値段が下がるので、狙い目です。また、水曜日は割引デーらしく、500円で入浴出来るそうです。
さて、ここの名物風呂は宿の名前にもなっているかま風呂です。
脱衣所に入ると、左手がガラス戸、右手にしめ縄が上に奉られた木の扉がありました。
まずは左手のガラス戸を開け、普通のお風呂に入り、身体を洗うことにします。
タイル張りの円を1/4にカットしたような浴槽があり、透明な湯が湛えられていました。
温泉宿泊情報等を見ると「食塩泉」と書かれていましたが、あまり感じられず。
分析表の掲示もなかったので、真偽不明です。
身体を綺麗にしたので、いよいよかま風呂へ挑戦です。
この長岡かまぶろ温泉は京都の「八瀬かまぶろ温泉」の別館にあたるそうで、関東以北では長野県の渋温泉にある「信玄竈風呂」と
新潟県の「中越健康ランドポエム」しかなく、宿泊が出来るのはここだけです。
そのため、非常に楽しみにしていました。(この他に「石打ユングパルナス」に「塩サウナ」があるらしいのですが、実際に行ってませんので「かま風呂」に分類していいかどうか、判断を保留しました)

木の扉を開けて入ると、白壁に周りを囲われた6畳ほどの部屋で、床には荒塩が厚く敷き詰められ、その上にゴザが敷かれています。
和風の乾式サウナといった感じでしょうか?
入口の前に置かれている木の枕を置いて、ゴザの上に寝転がると、汗がじわ〜と流れ出して来ました。塩を通して温度が伝わって来るので、温度自体は普通の乾式サウナに比べると、温度は高くはないものの、身体の芯から暖まるようです。
遠赤外線効果でしょうか?汗と共に体の中の疲れも流れ出ていくような気がします。
かま風呂から出た後は、もう一度内湯でさっぱり!
かま内の温度が高くないので、水風呂不要で普通に入れるのも、身体への負担が少なくて良さそう。
ふぅ、気持ち良かった!
食事は部屋食です。
内容的は木の芽菜が出た以外、特に珍しいものがあるわけではないですが、合格点。
しかし、さすが新潟。お米や魚が美味しかったな。
長岡かまぶろ温泉の魅力はなんと言っても、かま風呂でしょう。
普通のサウナや蒸し風呂とは一味違います。
日帰りでの利用も出来ますが、やはり泊ってのんびり何度も利用する方が効果的だと思います。
特に冬の時期がお薦め!
ぜひ、チャレンジしてみてください。
2003年 5番目の温泉Reportは新潟県の八幡平温泉(御座所温泉)です。
八幡平温泉は日本三大樹氷の名所として知られる八幡平スキー場の直下、標高1000mの高原に湧く温泉です。
丁度、岩手と秋田に跨がる、八幡平国立を横断するように走る全長26.7kmの八幡平アスピーテラインと呼ばれる高原道路の岩手側の入口にあります。
八幡平ロッジとその関連日帰り温泉施設「緑の湯」に温泉が引かれています。
ここ、八幡平温泉はすぐ下手にある御在所沼にちなんで、御在所温泉とも呼ばれています。
通常、八幡平温泉と言うと、広い意味で岩手山麓の松尾八幡平温泉を含む、八幡平温泉郷全体を指すことが多く紛らわしいので、当HPは以下の様に呼びます。
| 八幡平温泉: |
御在所温泉のこと |
| 松尾八幡平温泉: |
岩手山麓の八幡平高原の温泉/狭義の
八幡平温泉郷(東八幡平温泉と呼ばれることも) |
行った時期、まだまだ雪が多く、八幡平ロッジ(当時は八幡平観光ホテルという名称でした)は周囲を雪に囲まれ、緑の湯(当時は「ぐりーんすぱ」という名称)の入口は完全に雪に埋まっており、ロッジの連絡通路でしか行けない様な状態でした。
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雪に埋まる緑の湯
入口
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しかし、ロッジの中はちゃんと暖房が効いていて、特にぐりーんすぱには床暖房あるのか、とっても暖かくて良かった〜
泊まった八幡平ロッジの部屋は八幡平スキー場側の部屋で、真下にアスピーテコースが見えます。
右手下の方に見えるのが、冬でも凍らないと言う五色沼でしょうか? 御在所沼もすぐ近くのハズですが、雪に埋もれて見えませんでした。
この反対側の部屋だと岩手山が正面に見えるらしいので、どっちの部屋も眺めはいいですね。
さて、お風呂は地下、といっても傾斜地なので、実質1Fに男女別の大浴場があります。
が、「現在故障中」ということで、ぐりーんすぱのお風呂に行くように言われました。
地下のお風呂がどんな状態か、ちょっと覗いてみると・・・
うわぁ、凍ってる!!
館内なのに?!
これじゃ、入れませんね。
では、ぐりーんすぱのお風呂に入りに行きますか。
ロッジ内部から30mくらい連絡路を通ると、ぐりーんすぱの玄関横に到着。
ぐりーんすぱの建物は八角形?の建物で、木がふんだんに使われていて、暖かい感じです。
玄関を入ると正面に受付がありますが、冬の間はロッジの受付で代用しているためか、誰も居ません。受付の左が浴室になっていて、手前が女湯、左奥が男湯へと通じています。
更衣室も天井の高いログハウス風。服を脱ぐのももどかしく、浴室へ!
浴室は大きな窓に沿うように台形のタイル貼りの浴槽が造られており、窓の外は内湯より広そうな露天風呂・・・

なのですが、雪に埋まってる〜〜!!
冬の期間は露天駄目なのかな?
お風呂のお湯は、「ぐりーんすぱ」の名の通り、綺麗な緑色・・・と聞いて来たのですが、あれ?
ちょっと緑がかっているかも知れないけど、殆ど透明。匂いも殆どありません。
????
後で調べたら、この時は温泉の配管が故障して、沸かし湯になっていたとのこと。
通常であれば、真冬でも露天風呂も入れたらしい。
残念!!
こりゃまた来ないといけないな。
でも、単なる水道水の沸かし湯では無いようで、良く暖まるお湯でした。
夕食は1Fの食堂で戴きます。
岩手県内の宿ですが、秋田に近いところにあるためか、鍋はキリタンポです。
美味しかった〜
その他は一般的内容でしたが、宿泊代から考えると充分に満足出来る内容でした。
今回は運悪く、配管の故障で本当の八幡平温泉を体験出来ませんでしたが、現在では修復済みとのこと。
次回は夏にでもリベンジのために来よう!
’03年 第6湯目は房総半島先端に近い、安房自然村の中に湧く、不老山薬師温泉です。
JR内房線の館山駅から、バスに乗り換えて、安房自然村へ。
しかし、まだ、時間が早かったので、寄り道をして、洲崎(すのさき)灯台を見学することにしました。
洲崎は房総半島の先端付近に東京湾に突き出すように飛び出た岬で、ここを境に内房と外房に分けられているそうです。
バスを洲崎灯台前で下車すると、進行方向右後ろの高台に見える白亜の灯台が洲崎灯台です。
意外と背が低いな。
小さなお花畑に囲まれた道を数分進むと、お店2軒に挟まれた狭い階段があります。これが灯台へと続く道の様です。お店の横にある小さな道標しかないので、見過ごしそう。
階段を登り、小高い丘の上の頂上に立つと、周囲はぐるっと海!
そこにそこに洲崎灯台は建っていました。
高さ14.8mのかわいい灯台です。
内部を見ることは出来ませんでしたが、敷地内の見学は自由の様子。
周囲の壁際には景色を眺めるために台が要所に置かれていて、眺めを楽しむことが出来ます。
海面から約30m位の丘の上なので、眺めは抜群!
特に東京湾の向うに沈む夕陽が美しいらしいので、次回は時間を見はからって。。(^_^)
さて、またバスに乗り、本日の宿のある、安房自然村に向かいます。
バスが走るのは房総フラワーラインと呼ばれる、日本の道100選のひとつに選ばれている海沿いの気持ちのいい道路です。房総半島の最南端を走り、途中には館山ファミリーパークや南房パラダイスと言った観光スポットが点在しているので、時間があれば立ち寄りたいところ。
天気も良くて、快適なバスの旅が楽しめました。
洲崎を出て約15分で、安房自然村のバス停に到着。
バス停の前がお花畑になっていて、そこが安房自然村の入口です。
安房自然村は10万坪もある広大な敷地に展望台のあるハイキングコースや、道場、宿泊施設や食事処が点在しています。展望台からは海の向こうに富士山まで望めるとか。今回は気合い切れのために登っていませんが。。
宿泊施設はロッジ風の正翠荘と茅葺き屋根の名主(なぬし)の館の2箇所あります。
正翠荘も宿泊料金はリーズナブルですが、名主の館はもっと安く、一泊二食付きで一人6000円からという破格値で泊れます。
今回は茅葺き屋根に惹かれて名主の館に泊ることにしました。
バス停から花畑の周りをぐるっと周る道路を登っていくと、まず正翠荘の玄関前に着きます。さらに道を少し登ると生け垣に囲まれた入口のない建物。なんだろう???
そのすぐ後ろにどっしりした茅葺き屋根の名主の館が建っていました。
板塀の時代を感じさせる建物です。
それもそのはず、勝浦市にあった本物の「名主の館」を移築したそうだ。
懐かしい造りだな〜
昔ながらのガラス戸を開け、中に入るとすぐ右手が日帰り入浴の受付、左手が食事処でもある大広間があります。
大広間の太い梁が見事!
出てきたおばちゃんに宿泊の予約をしていることを告げると、裏の玄関から入って部屋の方に行くようにいわれました。
玄関の方は普通の民宿かアパートの様。
部屋も普通の部屋で古民家らしくなくて残念。
早速お風呂に行きましょうか。
来る途中で見かけた入口のない建物が浴室の様です。
名主の館からは建物の中を通って行けますが、敢えて正翠荘側からご案内します。
正翠荘の玄関を一旦出て、左手に行くと洞窟があります。これが不老山 薬師温泉への入口です。
トンネルの入口は二つありますが、すぐ中で一緒になるのでどちらから入っても一緒です。
ひんやりしたトンネルを20m位入った所の簀の子で下足を脱ぎ更に進みと、右手に曲ると、男女別の浴室への扉が目に入ります。(トンネルは更に先へと続いていますが、名主の館への通路です)
手前が男湯、奥が女湯になっていましたが、これは日によって入れ替るそうです。
男湯は横3m位縦1.5m位の長方形の浴槽に薄褐色のヨード系の温泉が溢れていました。
源泉掛け流しなのが嬉しいですね。
お湯は少しつるつるとした感触。「泉質が自慢」というだけあって、いかにも効きそうな色と湯ざわりですね。
外には露天風呂が造られています。
目の前が岩組みの斜面のため、眺めは良くないですが、洞窟を抜けるとそこは温泉だった・・・という感じがしていい雰囲気。
休日ともなると、露天風呂は大変に混むらしいのですが、この日は平日だったのでゆっくりとお湯に浸かることができました。
斜面の木に野鳥も訪れて、鳥の声を聴きながら、のんびりすることが出来ました。
翌日はお風呂が男女入れ替り、広い方が男湯になっていました。
こちらは二間続きの様な造りで、大きさも昨日の湯船の倍以上?
元々2つあった浴室を繋げたのかな?
これならのびのびとお湯に浸かれそうです。
露天風呂は同じくらいの大きさでした。
朝日を浴びながらの入浴はとても気持ち良かったです。
夕食は食事処でもある、大広間で戴きます。
宿代が安かったので、別注の刺し身(写真右上)をお願いしましたが、心配無用でした。
量も質も満足!
安房自然村は料金も安く、温泉も良く、静かな環境でのんびりすることが出来ました。
今回、時間が無くて園内を廻ることが出来なかったので、今度は正翠荘に泊って、不老山の展望台にも登ってみたいな。